すれちがい通信簿

ソフトに死んでいる

財布出しとけよ

 僕が日常イラっとすることの第一位がこれである。

 レジ待ちの列にいる間はボケっと突っ立ているのみで、自分の会計の番になってからバッグの中から財布を探し出す。やっとのこと財布を出したと思ったら小銭入れを探し出す奴までいる。

 ちなみにその後ポイントカードを探しだす奴もいる。こいつはイラッとでは済まない。万死に値する。

 

 列で待っている間に財布を出しておく。こんなにも簡単な行為を何故しないのか。お前が財布探してる内にまた列に人が増えてるじゃないか。今まで何をやってたんだ?脳みそ溶けてるのか?

 しかもこういう奴の場合、大抵やっとこさ会計が終わったと思ったらご丁寧にレジで財布を鞄にしまいやがる。しかも長い。きっと鞄の中に財布のスタンダードポジションがあるのだろう。後でやれ。さっさと商品を持って立ち去れ。また列に人が増えてるじゃないか。

 

 実は僕がイライラするのを知っていてわざとやっているんじゃないのか。それぐらいしか財布を出さない理由が見当たらない。

 

 もしかして改札通った直後に発車案内板を見上げて改札を塞ぐアイツも、個室トイレで鍵をかけてるのにドアをガタガタして無理やり開けようとしてくるアイツも、エスカレーターに二人並んで行く手を塞ぎ電車に乗り遅れさせるアイツらも。

 

 皆わざとやってるのか?

 わざと僕にストレスを与えようとしているのか?

 ストレスを与えてどうするつもりなんだ。ストレスによって肥大化した肝臓を美味しくソテーするつもりじゃないだろうな。

 

 きっと僕は美味しいだろう。この憎き狂ったカニバリズム共によってストレスフルな生活を余儀なくされているのだから。

 

 身を守ろうにも敵が多過ぎる。

 シーシェパードの皆さん、どうか鹿くじらの保護をお願いします。