すれちがい通信簿

最終回の再放送は無い

音楽レビューには程遠い何か The Streets 『Original Pirate Material 』

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 これ買ったの何年前だろうな。覚えてねえや。確かなのは本かネットでUKヒップホップの名盤って紹介されてるのを見てブックオフで250円で買ったってことだけ。今でも280円の棚でよく見かける一枚。

Original Pirate Material

Original Pirate Material

  • The Streets
  • Pop
  • USD 9.99

 

open.spotify.com

 本作は後進のUKインディーロックバンド達に大きな影響を与えたらしい。まあそこら辺はよく知らない。

 ぶっちゃけ買った当時ピンとこなかったんだよね。それからたまーに聞いてはピンとこずの繰り返しだったんだけど昨日の夜中久しぶりに聞いて何かを掴んだ。まあ結局ピンとはこなかったんだけど、とにかく何かを掴んだ。

 まず一曲目の「Turn the Page」と二曲目の「Has It Come to This?」の二曲なんだけどさ、良い曲なんだよね。特に「Has It Come to This?」は名曲と言っても差し支えないのではないだろうか。UKガラージの。

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 そう「Has It Come to This?」はUKガラージである。これが僕の脳を混乱に陥れていたトラップね。これ買った当時はガラージなんて知らなかったし、そもそも脳の受け入れ体制がヒップホップになってたんだからそりゃピンとくるはずねえよ。

 本作品は割合で言うとヒップホップ六割、ガラージ三割、その他二割といった感じで構成されています。ヒップホップ曲が続いて忘れた頃にガラージ曲が顔を出してまたヒップホップへ…といった具合。

 とまあこんな感じでモヤモヤと混乱してた作品へのイメージが整理されて多少はっきりしたんだけど、それを踏まえた上で聴いてもピンとこなかったんだよね。

 なんかさ、ヒップホップの名盤と捉えるにはあまりにもガラージ曲の出来が良いし、かと言ってガラージのアルバムと捉えるにはガラージの曲が少なすぎるし、バラエティに富んだ一枚なのかってなると一定のジャンルには留まっているし、なんかこう名札が無いというか…どうにか伝わらんかなあこの感じ。まあ要するにどっちつかずで惜しいんだよ。

 中には僕に対して「そんなことグダグダ考えないでありのまま音楽を聴けよ」って思う人もいると思う。それには返す言葉もない。でもさ、僕の中では冒頭の二曲で高まったガラージ熱みたいなものがその後のヒップホップ曲郡で徐々にぬるくなっていく感覚があんのよ。これガラージ一点に定めてアルバム作ってたらとんでもないことになってたんじゃないのという気持ちが拭えないのよ。だからまあ、ピンとはこなかったのだ。

 以上、違和感やモヤモヤは消えたけどピンとこなかったアルバムの話でした。シーユーネクストタイム。