2020/4/17

 あつまれどうぶつの森がめちゃめちゃ気になっている。正確には気になっているとかいうレベルじゃなくて超やりたい。

 ただ懸念事項がある。大人になった今、どうぶつの森というゲームに子供の頃と同じように熱中出来るだろうかという懸念が。小学生の頃は熱中していたゲームシステムだけど今やると20時間位で飽きそうな気がする。オンラインゲームで人と戦うことに慣れ切ってしまった今の僕にあんな平和の象徴みたいなゲームが楽しめるのだろうか。そう思うと6000円をドブに捨てるかもしれないリスクが怖くて仕方がないし、他者を攻撃するゲームじゃないと楽しめなくなってるかもしれない自分を認識するのが怖いのだ。

2020/4/15

 財布の中に常に何かあった時のために現金3000円と小銭を少しを常備しているがここ二ヶ月程財布の中身が全く変わらない。食券制の飲食店にに行かないだけでここまで現金を使う場面が無くなるのかと驚いている。

 それはそうとこの使われず、この先コロナが収まるまで使われることのなさそうな3000円の不在感が半端じゃない。確かに財布の中に現金として物質的に存在はしているのだけれど経済的価値が無い。経済的価値の無い紙幣はただの紙である。

 この3000円は間違いなく僕の金だがなんだか僕の資産の中には含まれていない気がする。確かに財布の中に在るのに無い。紙の通帳にしろ、ネット口座にしろ、電子マネーにしろここまで所有感が無い金は生まれて初めてだ。

2020/4/14

 (1)市川ァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!

 

 (2)先日KMDの2ndを買ったばかりだというのにまたレコードをポチってしまった。今買わなかったら将来酷く後悔しそうな盤なので仕方なくポチったが、現状およそ三回に一回位のペースでこの決意のもとレコードを買ってしまっている。しかし決意ばかりが先行し過ぎた結果、レコードを入れている箱はもうだいぶギュウギュウ詰めになっており、新たなレコード箱を置くスペースも部屋には存在しない。去年レコードプレイヤーを買ってからこうなることは予想出来きていたし、意識的に購入ペースをコントロールすることも出来たはずだったが結局出来なかった。何より駄目なところは今こうして反省を文に認めているが来月にはまた決意の一枚が増えているであろうことが既に予想出来ているところである。

2020/4/13

 (1) DMMが在宅応援セールと題して10円でAVを売っているのでVRの動画以外を全部買った。僕のVR視聴環境は相当貧弱なので10円といえども後悔しそうだったので止めた。ウキウキで買ったAVをストリーミングで視聴していたのだが、全く有り難みを感じていないことに気がついた。10円で、ストリーミングで、あらゆるデバイスで、こんな高画質で、なおかつシークバーでいつでも好きなシーンに飛ばせる。中学生の頃は想像も出来なかったような天国に身を置いているというのに何の有り難みも感じず当たり前に享受していた。文明の利器に浸りきってしまった証拠がこんなところで出るとは思わなかった。

 

 (2) RadioheadのA Moon Shaped Poolを久しぶりに聴く。もう4年も前のアルバムになってしまうらしい。リリース時もよく分からなかったが4年経っても未だによく分からない。良さが分からないとかそういうレベルじゃなくてこのアルバムが自分にとって良いのか悪いのかすら判断がつかない。Radioheadの作品群のなかで唯一自分の持ってるどのものさしにも合わない謎のアルバム。

無題

 これまでこのブログは有り体に言えば僕の人生で培われてきた偏見を吐き出し、正統化するために存在してきた訳ですが、去年の後半辺りからヘンテコな理論武装で自分を守ることに限界を感じると共に、僕がおかしいと思う事象や価値観に対しては無関心になった。

 そんな訳でこのブログに書くことなんぞすっかり無くなってしまったのだが、このままこのブログを途絶えるさせるのもなんだかもったいない気がするので、これからはなんてことない日々の日記を書き連ねていこうと思う。今、僕は過去の自分のぶん投げた数多のデカい偏見ブーメランが一気に戻ってきてあちこちに刺さりまくっている状態で、刺さったブーメランを抜くべく悪戦苦闘している最中なので、日記の中に日々の思考みたいなものをちょこちょこ混ぜていって、後から自分で振り返った時に多少は歪みが矯正されたなと思えればいいなと思っている。

2019年の私的年間ベストアルバム?

 年間ベストと銘打ってはいますがどうにも今「年間ベストとかどうでもよくねーか?」みたいなモードに入っているのであくまで備忘録として記録しておきます。

 

 一番最初にぶっちゃけてしまうと正直2019年は個人的には不作でした。特筆すべきアルバムは思い浮かばないし、良盤が数多く出揃った訳でもないかなと。

 あとこの時期になると年間ベストを出すとともに毎年のように「今年は豊作でした!」的なことを言う人が結構いるけどそれは最早豊作ではなくて例年通りなのでは?とか思っている。こういう人達がボジョレーヌーボーの品質評価とかするんですかね。

 まあそんなことはさておきさっさといきます。

 

 

 Kill Bill x Rav『NEW MOON』

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exordiummusic.bandcamp.com

 

 2019年の僕の年間ベストアルバム、というか僕が今年一番推したい、布教したいアルバム。ネットメディア含め日本のメディアに取り上げられた形跡は無いし、僕のTwitterのTLで言及していた人も見かけなかったしTwitterで山のように挙げられてるタイル状の個人の年間ベストの中にも見つけられなかったけどこのアルバムは本当に素晴らしいです。これが出たの1月ですよ?正直これほどの作品が丸々一年全く無視されてきたのは信じがたいです。どうなってんだ?マジで。

 内容としてはたぶんネタの雰囲気からVaporwaveやFuture Funkを通過してる感じはあるけど僕はクルクルパーなのでその辺はよく分かりません。それよりも普通にヒップホップとしての出来の良さの方が目立ってる。

 そして、驚くべきことに本作はBandcampにてname your price、つまり実質無料で配られています。だからもっと多くの人に聴かれるべきなのだ。

 Kill BillとRavのタッグは今年もう一枚『Solar Flare』というミニアルバムを出してますし、前作『BENEATH THE TOXIC JUNGLE』も結構良いのでどちらも是非。

 

 

 以下、それ以外でよく聴いたもの

 

 

 ミツメ『Ghosts』

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 めちゃくちゃ良いシングルを出した後に期待されながら出したアルバムがその強すぎるシングル故に他の曲が負けて、結果シングル以外いまいちのアルバムになってしまったというのは結構あるあるではないだろうか。しかしミツメは「エスパー」という恐らく今後もバンドを代表し続けるであろう必殺シングルを収録しながらも”「エスパー」だけ”のアルバムにさせなかった。現時点でのミツメの最高傑作。

 

 

 Danny Brown『uknowwhatimsayin¿

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 今作には『XXX』の頃のキレキレのラップもなければ『Atrocity Exhibition』の凶暴なビートもない。正直これらの過去二作の方が好きな人が多いだろう。でも僕が一番好きなのはこれ。今年は個人的に90年代のヒップホップのビートが面白く聴こえてずっと聴いてたんだけどそんな僕のモードにたまたまジャストフィットした。

 

 

 

 細野晴臣『HOCHONO HOUSE』

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 口にするのも憚られますが僕は『HOSONO HOUSE』があまり好きではありません。あの短いアルバムをいつも途中で切り上げてしまう程には。しかし不思議なことに『HOCHONO HOUSE』は通して聴けるどころか大好きなアルバムです。細野晴臣御大に感謝。

 

 

 王舟『Big fish』

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 特に何も聴きたいものが無いときに『HOCHONO HOUSE』とセットで同時期によく聴いてた。心が疲れていたのかもしれない。

 

 

 dela『Électrique』

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dela.bandcamp.com

 

 OutKastは神。そんな単純なことを改めて僕に示してくれたアルバム。

 

 

 Awon『Soulapowa』

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awon.bandcamp.com

 

 何の変哲もないTheヒップホップ。でも今年の僕にはこういうので良かった。5曲目の「Baldwin ft. Anti-Lilly (prod. Phoniks)」という曲はThe Rootsの「Can't Stop This」みたいで超かっこいいです。

 

 

Tempalay『21世紀より愛をこめて』

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 名前を知ってはいたもののさして興味の無かったバンド、Tempalay。しかしSpotifyで気まぐれで聴いたこのアルバムは良かった。好き勝手やっているであろうにキャッチーさもしっかりあるそのバランスが良かったのかもしれない。あとレコード出るのをずっと待っててCD未だに買ってないから出してくれ。

 

 

 3776『歳時記』

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ototoy.jp

 

 謎のアルバム。何故この音楽が静岡県のご当地アイドルによって繰り広げられているのかと思ったがローカルアイドルだからこそ可能なのかもしれない。あまりにもブッ飛んだアルバムコンセプトと手法。前作『3776を聴かない理由があるとすれば』ではポップスの枠組みの中にカオスを感じさせた作品ですが、今作はカオスそのもの。いや、本当に普段何食ってたらこんなこと思いついて形に出来ちゃうんですかね。

 

 

 以上になります

 

 最後に、去年以上に勢いを増し、完全に主流になったSpotifyApple Music等のサブスクリプションサービスですが、個人的に扱いに困ってきています。

 たぶん感じてる人も結構いると思うんですけどMP3の音がショボ過ぎるんですよね。圧縮音源とフィジカルや可逆圧縮音源で聴いた時の差があまりにも大きくてどういう目的で利用すればいいのか分からなくなってる。

 これまではサブスクで聴いて気に入ったものをフィジカルで買うという方式を採用していたけど、結局フィジカルで聴かないと本当のところが分からないから試聴用にもなれてないというか。

 まあ5G通信が一般化したら配信音源も圧縮音源から可逆圧縮音源に切り替わるような気がするから今はちょうど過渡期なのかもしれない。でもそうなったら今度こそCDは死ぬんじゃないだろうか。

 

 

もやもや日記

 2019年11月21(木)

 『大人なら自分の年齢に見合ったそれなりの良いものを身に着けなければ』的な記事を見る。そこで紹介されていた良いものは所謂ブランド品で、確かに物は良いんだろうけど何をもって良いものとするかはその人の価値観によるはずである。

 ただ世の中の多くの人は、値段が高い=良いものと捉えているからハイブランドという存在が成り立つんだろうなと今更ながらに思う。だから最近はブランドロゴが大きく配置されてるTシャツとかが流行っているんだろう。あれは自分で良いと感じたものを着てるんじゃなくてブランドロゴを見せることで問答無用で値段が高い=良いもの着ていると周りにアピール、もしくは自分を安心させているんだろうなとか考えた。

 あくまで僕の勝手な偏見による仮定だし、資本主義社会に生きる人間の一人として値段が高い=良いものという価値観を否定する気も無いし、紛れもない事実だと思うが正直ダサい図式だなと思った。

 どんなに不当に釣り上げられたTシャツだろうと値段が高ければ高いほどその分強固な安心を得られるんだろう。と、そこまで考えついたところで今僕が買おうとしているマネークリップが割とブランドロゴが分かりやすく貼ってある物で、値段と質と機能のコスパが良いなとか思っていたけど結局は僕も同じ穴の狢でダサい図式の中で斜に構えたダサい奴なんだと悟って最悪な気分になる。毎度のことながら僕は自分で自分の首を締めて勝手に生きづらくなるのが得意である。

 

2019年11月23日(土)

 髪を切りに行った。シャンプーしてる途中で休日の過ごし方を聞かれたので基本的にずっと家にいますと答えたらコンビニ行ったことない奴を見つけた様なとんでもない驚き方をされる。

 その瞬間に「休日家で過ごすことの何がおかしいってんだよ。テメーだって休みの日に家から一歩も出ない日あんだろうが。そもそもいつの時代の考え方してんだよこのクソバブル脳がよ。インドアとアウトドアなんて種類の違いで優劣じゃねえだろ、2000年代に散々擦られた手垢塗れの目線の癖になにをナチュラルに見下してくれてんだ」等とあらゆる罵詈雑言が頭の中を駆け巡るが口に出す訳にもいかないので乾いた愛想笑いで誤魔化すもののもやもやする。

 その後「家ではゲームとかされるんですか?」と聞かれ真っ先ににゲームが来るってことはやっぱりそういう風に見えんだろうなと思い再びもやもやする。

 

2019年11月24日(日)

 オードリー若林の結婚を知る。従兄弟の結婚よりも友達の結婚よりも嬉しい気持ちになると同時にオードリーというサイココンビが二人とも結婚したことで何だかオードリーの二人がめっちゃ上のステージに上がってしまったような、地平線の彼方に行ってしまったような気になり複雑な気分になる。しかし会ったことも無い上にそもそも僕なんぞよりもよっぽど上の人間の結婚に一喜一憂するなんて気持ちが悪いなと自己嫌悪する。

 

2019年11月26日(火)

 注文していたApple Watchが届く。「これでQUICPayモバイルSuicaが使えるぞ!」と小躍りする。ついでにイヤホンもAirPods Proにしてみようかなと思い値段を調べてみるとそこそこの値段でびっくりする。最近身の回りや生活の無駄を無くすべく色々と買い替えを考えてるが初期投資とはいえ無駄を無くすためにコストがかかるとは何だか本末転倒な気がするしそれ自体が無駄なことにも思える。